①:小学校で扱った単元を完璧にする
小学校で扱った分数・小数の四則演算、速さや比割合の計算、四角形(台形、平行四辺形、ひし形、長方形、正方形)の面積などは中学以降も登場します。(ただし、数値計算ではなく文字になります。100円の1割引がa円のb割引になります)そのため、小学生で学習した単元が理解できない場合は戻って勉強する必要があります。

②:公式を完璧に暗記する
数学の問題を解くためには、単元ごとの公式を正しく覚えていることが前提です。そのため、特に教科書に掲載されている公式は、完璧に暗記して下さい。暗記の際は、2πrのような、文字だけの理解ではなく、円錐の側面積=母線×半径÷2ように言語化して下さい。

③:解けなかった問題は分析して復習する
教科書や参考書、問題集の問題を解いていく中で、解けない問題やわからない問題が出てくることがあります。解けなかった問題が出てきたら、必ず「どこがわからないのか」「何が原因でつまずいているのか」を分析することが大切です。分からない場所は教科書の公式が書いている場所に戻って下さい。

④:公式のインプットとアウトプットをバランスよくおこなう
数学は他の地歴科目と比較して膨大な暗記事項などがない代わりに実試験でいかに高いパフォーマンスを出せるかを求められています。そのため、インプットとアウトプットをバランスよくおこなうことが求められます。教科書や参考書で単元ごとに公式などを覚えたら、問題演習を通して公式のインプットをして下さい。アウトプットの際は、同じ問題で構わないので、最低でも、ワークを3周程度は繰り返し解いて下さい。

⑤:時間設定をして問題を解く
テストでは制限時間内に、一通りすべての問題の目を通さなければなりません。解ける問題から優先的に取り組み、難しい問題やわからない問題は必要に応じて後に回すなど、試験内容に合わせた柔軟な対応も必要です。本番に備えて、普段から1問辺り5分(想定するテストの制限時間と問題数によって変わります)未満の時間設定をして問題を解く練習をしてください。